公開日: |最終更新日時:

就労支援員とは?

就労支援員は、就職を希望している人に向けて就職活動のサポートや就職先の開拓を行います。本記事では、就労支援員の役割や主な仕事内容について解説しています。

就労支援員の役割

就労支援員は、どのような役割を担っているのでしょうか?

利用者が就職しやすい環境づくり

利用者に希望する就業先があったとしても、その企業に就職するためのスキルを持っていないと、採用されることが難しいです。また利用者の中には「仕事をしたい」と思っていても、何がしたいかわからないという人もいます。

こうした利用者が就職しやすいような環境や状況をつくることは、就労支援員の役割のひとつです。

利用者のメンタルサポート

利用者の中には、なかなか就職活動がうまくいかなかったり、それまでの就職先でトラブルに遭うなどして就職へのモチベーションが下がっている人もいます。こうした利用者のメンタルサポートをしてくれます。

就職後のサポートも

めでたく就職先が決定しても、就業して職場に慣れるまでには時間がかかりますし、心身ともに辛いと感じることもあります。就業後、利用者が安定して勤務を継続できるようにサポートしてくれます。

就労支援員の仕事内容

以下に、就労支援員の具体的な仕事内容について解説します。

就職活動の支援

就労支援員は、利用者の就職活動を全体的にサポートします。利用者が就職するために身につけるべきスキルについてアドバイスをしたり、利用者に向いている仕事を探すなど、利用者の就職につなげるために多方面からサポートします。

就職に向けて企業の斡旋

利用者に合った仕事での募集を行っている企業を利用者に斡旋します。それぞれの利用者の個性に合った企業を紹介してくれます。紹介してもらった企業が自分に合わないと感じたときは、その旨を申告すれば別の企業を探してくれるなど、就業まで手厚くサポートしてくれます。

就職先の開拓

職場や状況に応じて、利用者が就職するための就職先を開拓するのも、就労支援員の仕事のひとつです。開拓方法や開拓場所は、その事業者の運営によって変わってきます。また、利用者の開拓を行う場合もあります。

就労支援員の勤務先

就労支援員の就職先には、主に以下のような場所があります。

就労移行支援事業所

就労移行支援事業所は、障害を持った65歳未満の就職を希望する人に向けて、知識や技術を身につけるためのサポートを行っている事業所です。もちろん就職のサポートも行います。

就労定着支援事業所

就労移行支援事業所では、就職した人が安定かつ継続して仕事を続けられるようサポートする場所です。就労支援員は、利用者とコミュニケーションを取ったり、就業先と連携を取りながら利用者の就業における課題解決を行います。

就労定着支援事業所では、月1回以上利用者の就業先に足を運び、状況の把握などを行うことが推奨されているため、実際に利用者の就業先を訪問することもあります。

発達障害者支援センター

発達障害者支援センターでは、発達障害のある人に対して就職をはじめさまざまな支援を行います。ハローワークや生活支援センターと連携を取り、利用者の就職支援を行います。

福祉事務所

福祉事務所では、生活保護を受けている人や母子家庭の母親などに向けた就労支援を行います。就職相談や求人場所の開拓に励むほか、利用者がハローワークへ行く際に同行して就職活動の支援をします。また、すぐに働くことが難しい人に対して、コミュニケーション能力を身に付けてもらうためのサポートを行います。